大まか越前の守
「おっさんの、その疑り深い目が、スッキィ〜!」(江戸の人には、わからんフリやったぁ〜)
此度(こたび)のお疑いの一件につき、お恐れながら、申し上げます。ねん、まんねん。
私儀、縦令(たとい)、方便無し(たつきなし)の浪々の身と謂えど、嘗ては一国一城の主。
「芸術家もどき」「がんもどき」などと、不埒千万の言い掛かり。でんねん、まんねん。
お奉行さまにても捨て置けぬ一言。
(夜の巷を彷徨えば、「シャッチョー」さん、「センセ」と呼ばれます。けど、それが、何か?・・・)
「芸術家」の作品は元来、お上の美術館にて鑑賞するのがスジ言うもんでっせ。まんねん。
それを当世流行(はやり)のインタラネットとか申すあやかしの物にて確かむるなど、「見せぇ〜」「観せぇ〜」とは、笑止!なり・・・
追伸
B級グルメ探検隊 隊長 川井氏の紹介なる絶品の「がんもどき」をいま、思い出しました。
大阪では「飛龍頭」(揚げたてを塩か割り醤油で食すも良し、二番出汁で結構、味醂と薄口で仕立てて)
ふっくらと膨らんだところの、あっつ熱をハフハフと、これの旨いこと!龍ちゃんの頭もぶっ飛びの大感動!
・・・・出し惜しむ「芸術家」より