タバコが値上がりしてから数ヶ月・・・。
「値が上がったら、止めるっ!」と 豪語していた我が主人。
それまでも、何度か禁煙に挑戦していて
「よしっ、これでいつでも止められるのが分かった!」
と言っては続けてきました。
友達のご主人なんかは、
「タバコを止めるとは、なんと根性なしだ!」と言ってるとか・・。
それぞれ無理な理屈を言っては、なかなか止めようとはしなかった。
値が上がり、「よしっ、止めだ!!」そういって主人は止めました。
数日後、私はからっぽのままの灰皿をかたずけ、
孫に「おじいちゃん口が寂しいだろうから、チューインガムをプレゼントしようか?」
と、ケースに入ったガムを買ってきました。
そして〜3ヵ月後、
洗濯物を主人の部屋に持って行き、ノックして入ったら、気配がない・・??
ベランダに人影が・・?・・誰か、後ろを向いて プカプカ・・!!
「ヤバッ!」 見てはいけないものを見てしまった!
幸い窓を閉めてベランダに出ていたので、私には気づかず・・。
そ〜っ・・と、ドアを閉めて、何事もなかったように
洗濯物をまた持って引き返しました。
〜そして現在に至る〜
時々、衣服には 「プゥ〜ン・・」と染み付いた香りが〜
まあ、いつか来るであろう『確固たる場面の到来』までそっとしておこう。
相手も同じ思いなのかも知れないけど・・・。
きつねとたぬきのお話
こう言う話、ほっとします・・。
意志の弱さでは負けませんから・・。
(ホームページ担当より)